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国分寺市内の道路に関するホットな情報をお伝えします^^
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 今日は6月13日の金曜日です。

 ご存知の方も多いと思いますが、13という数字は、西洋においてもっとも忌み嫌う数字となっています。西洋では、多くの建物で13階を作ることが忌避されています。また、マンションの部屋番号や、飛行機の座席番号ホテルでは、13階に客室をつくらず、従業員用の施設にして、客室用エレベーターが通過するというケースも多くあります。
 
 忌み嫌う数字は、世界の国や地域において、歴史的・文化的な相違から、まちまちです。
 
 イタリアでは17という数字が忌み数です。理由は、17をローマ字にして並び替えると、ラテン語で死を連想させる意味になるからだそうです。そのため、イタリアでは、アパートの部屋番号や飛行機の座席の列で17が<飛ばされたりします。
 
 これらに対して、日本ではどうかといいますと、13や17はむしろよい数字とする傾向があります。17に関していいますと、思い出すのが聖徳太子が作ったといわれている憲法十七条。これは陰陽道において、9が陽、8が陰の最高数字でそれをたして17だから、それに影響を受けて17にしたといわれています。それに続く、鎌倉時代に作られた武士の法律である御成敗式目は17の倍数の51条からなってますし、江戸時代に作られた武家諸法度・公家諸法度はともに17条です。
 
 このように日本では、17という数字は政治の世界においてとくに縁起のよい数字とされていていたようです。
 
 では、日本における忌み数はというと、やはり4でしょうか。4というのはその読みから「死」を連想させ、古来<からひじょうに忌み嫌われてきました。現在でも病院の階数や部屋数には4はありません。
 
 国分寺市内において、4番地というのがかなり少ないというのが、ここ数日職場で話題になっていたことです。また、4番地があったとしても、道路であったり、鉄道敷だったりするところが多いのです。四丁目4番地というところはありません。西洋でも、13という地番をつけないことが多いらしいので、おそらくこれは単なる偶然ではなく、確証はありませんが、当時、地番をつけた担当の方々が、4という数字を忌み数として、付番するのを忌避したのではないかと思われます。

                             【出典】 国分寺市編 『町名地番変更対照表』(昭和41年6月1日)  
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